ご挨拶

座右の銘 至誠惻怛
政治信条 ~初心を忘れない ブレない 結果を出す~




 まず、1月1日に発生した「令和6年 能登半島地震」により被災された皆さまに対しまして、心からお見舞い申し上げます。
 石川県で最大震度7を記録した今回の地震では、東日本大震災以来となる大津波警報が発令されるなど、多くの建物の倒壊や、大規模火災など、甚大な被害が発生いたしました。
 本市では、いち早く、保健師による人的支援と、被災地支援のため、段ボールベッド、飲料水の物資支援を行いましたが、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。 さて、昨年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、社会経済活動の再開が本格化する中で、本市においても、多くのイベントが通常開催されました。
 「万葉うたまつりとホタル観賞会」や「第64回笛吹川県下納涼花火大会」、「笛吹川源流まつり」、「第39回巨峰の丘マラソン大会」などの市の一大イベントが復活し、多くの市民の皆さまの笑顔と喜びを感じることができ、とても嬉しく思いました。
 また、イタリア ローマで行われた「世界農業遺産」の認定証授与式に出席し、峡東地域の農業の誇りを改めて感じました。さらに、アイオワ州スーシティ市と姉妹都市提携20周年を記念し、5月に来日した学生と交流や記念式典を行いました。私自身、11月に訪米し、さらに親交を深めることが出来たと実感しております。
 今年の干支は「辰」であり、勇気と成長の象徴です。市政においても、さらなる前進と発展を目指してまいります。
 直面する人口減少を打開するためにも、JR山梨市駅と東山梨駅の中間に位置するアザレアタウン地区の開発が、山梨市の百年の計ともいえる非常に重要な事業となっております。
 その他にも、物価の高騰や人手不足は、暮らしや経済活動に大きな影響を与えておりますが、市民に寄り添ったきめ細やかな独自の施策を展開し、暮らしを支え、安全・安心と活力に満ちたまちづくりに努めてまいります。
 市民とのコミュニケーションを大切にし、市民の声を真摯に受け止め、皆さまのニーズと期待に応えるため、努力を惜しまない覚悟であります。
 今後も、本市発展のため、全身全霊を傾注してまいりますので、変わらぬご支援、ご協力を衷心よりお願い申し上げます。

  1. 透明性が高く、効率的な行政運営
    ・機構改革の実施(防災危機管理課・地域資源開発課)を新設
  2. 豊かなくらしを支えるまちづくり
    ・ふるさと納税制度の強化
  3. 安心し、生きがいをもてるまちづくり
    ・フィリップス・ジャパンとの「ヘルステックおよびモビリティを活用した 一生涯安心なまちづくり連携協定」を締結
  4. 災害に強い「安全・安心」なまちづくり
    ・防災危機管理アドバイザー設置
  5. 持続可能な農業の推進と果物のブランド力向上
    ・先進的なIoT等への取り組みと国内外へのトップセールスの実施
  6. 人を育み活かす「教育と文化」のまちづくり
    ・軽スポーツ広場の整備
  7. 魅力ある観光地づくり、活力ある商工業の育成
    ・市内中小企業訪問
    その他
     
  1. 協定の締結・・・26協定締結(令和2年1月現在)
  2. 国・県への積極的な要望活動
  3. 「生の声を聴く」を聞く施策の実施
    ・市民トーク
    ・教育・福祉機関訪問
    (市内全保育・幼児施設、老人ホーム、小・中学校)
    ・市内企業訪問
山梨市は首都圏まで100km。車・電車でも90分でアクセス出来るという地理的優位性の高さ。豊かな自然、日本農業遺産に登録された農業とその風景、そこから生み出されるブランド化が進む果物、様々な産業、豊富で良質な水や、澄んだ空気、文化・教育・歴史・民度の高さ。いずれをとっても大きな発展性を秘める資源に恵まれた地域と云えます。
 これらの資源をフル活用し「愛する郷土 山梨市」発展の為、全力で取り組みます。