ヘルステックおよびモビリティを活用した一生涯安心なまちづくり連携協定

在宅医療の確かな知見・実績と先進技術を掛け合わせ、一生涯安心なまちの実現へ

 市では、公益財団法人山梨厚生会、フィリップス・ジャパンと「ヘルステックおよびモビリティを活用した一生涯安心なまちづくり連携協定」を締結しました。

 人口減少や高齢化に伴い、医療が必要な要介護者や認知症高齢者の増加が懸念されています。そのため、医療が必要になっても住み慣れた地域で一生涯安心な暮らしを実現するために不可欠なのが「在宅医療」の充実です。

 山梨市は、長年にわたり訪問診療を中心とする在宅医療に取り組んでおり、特に中山間地に位置する市立牧丘病院は峡東地域の約68%、そして県内全域の約44%の訪問診療を担っています。一方、フィリップス・ジャパンでは、患者の自宅に医療機器が積まれた専用車で看護師などが訪問し、モニターで医師の問診を受ける「オンライン診療」や先進技術を健康づくりに生かす研究に取り組んでいます。

 本市の在宅医療に関する知見や実績と、フィリップス・ジャパンの技術とが協力することで、市民の健康寿命の延伸に取り組んでいくとともに、医療だけでなく先進技術を活用した、一生涯安心なまちづくりについて研究していきます。